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初等教育学科3年次「フィールド観察実習」授業風景

2024.08.02更新学科レポート
[初等教育学科]

 初等教育学科3年次春学期選択集中講義「フィールド観察実習」の授業風景です。

 1日目。登山前に国土地理院1/25000地形図に磁北線を書き込んで、地質図を持ったら(いやいや一番大事なのはお茶と弁当!)さあ出発です。今回のコースは怒塚山(標高132m)→金甲山(標高403m)→城山(標高169m)。小学校理科「土地のつくり」の一部です。
 「今、地図のどこにいる?」「山頂はどっちの方向?」「今、どんな岩石の上に立ってる?」「・・・」
学生諸君は最初は質問攻めです(写真1)。



写真1 出発前。「この場所の偏角って何度だったっけ?」慎重に現在地を地図で確認しています。
「あっ、地図が読めるようになってきた!」

 2日目。旭川での河川実習。ここでは小学校理科で学習する流速測定を、電磁流速計を使って正確に測定していきます。「えーっと,水深が15cmで流速が・・・」川にずっと入っていると次第に感覚でわかってくるようになります。何事も体験ですね(写真2)。



写真2 みなさん、川に入るときは必ずライフジャケットとヘルメットを忘れずに!

 いよいよ3日目は骨講座。小学校理科で学習する「私達の体と運動」の内容の一部です。ここではニホンジカ(♀)とイヌ(♀)の骨格標本を比較しました。わかっているようで実は実物を触ってみると不思議なことが満載です。そもそもどうして粗面(ザラザラした面)と滑面(ツルツルした面)があるの?(写真3)



写真3 頭蓋骨をじっくり観察する学生諸君。

 この後、池田動物園に行き、またまた実物による学習です。体験を通してここまで理解できると、動物の骨が透けて見える様になってきました(笑)。体験から得られた知識があると、見える風景の解像度が違う!
 いやあ、フィールドから帰ってからの○○○が美味しい!!!

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