2024.06.15更新研究施設レポート
カベルネ・ソーヴィニヨンの新梢管理を行う実習生
ピノ・ノワールなどの棚づくりエリア
この日は、本当に良い天気に恵まれました
実習生たちのがんばりにより、ブドウの木がすっきりしました
ワインプロジェクト実習2では、実際にブドウを栽培している圃場を訪れて、ブドウ栽培を学んでいます。今回は受講生12名が、岡山市内にあるワイン発酵科学センターのブドウ栽培実験圃場にて、メルローやシャルドネなど、ワイン用ブドウ品種の管理を行いました。
実習では、ブドウの木の新梢(今年の春に生長した新しい枝)を、棚に張られたワイヤーへと誘引しました。この作業によって、結実後のブドウの房が実る場所を調整するため、大切な作業になります。また、伸びすぎた新梢は摘芯を、発生した脇芽は除去しました。この作業により、ブドウの枝葉が茂りすぎるのを抑制します。
実習生たちは、好天にめぐまれた中で、ワイン発酵科学センターの川俣先生と、ワイン研究室の4年生(ゼミ生)の指導を受けながら、ブドウ畑の管理を体験しました。ブドウの管理や、作業の意味を理解する有意義な実習になったのではないでしょうか。