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ニュース&トピックス ブドウの仕込み実習スタート/ワインプロジェクト2年目/醸造作業も本格化

2018.09.19更新理大レポート

 岡山理科大学のワインプロジェクトがスタートして2年目を迎え、9月からブドウの仕込み実習がスタートしました。学生は収穫したブドウを使って、ワイン作りに取り組んでいます。

 ワインプロジェクトは2017年度スタート。岡山キャンパスで学部・学科を問わず受講可能で、「ワインの歴史と風土・文化」「ワインの科学」など教室で行う講義のほか、実際に農園などで作業をする実習があります。必要な科目の単位を取得すれば、修了証が授与されます。現在、実習は定員制で2年生約20人、1年生約10人が登録しています。

 1年目の実習は、提携している岡山県内のワイナリーでブドウの木の剪(せん)定、収穫作業体験と微生物の観察や発酵実習。2年目は収穫したブドウ(マスカット・オブ・アレキサンドリア)を使った醸造実習。ブドウを次々に、枝などを取り除いてつぶす「除梗・破砕機」に入れた後、「圧搾機」で果汁を搾り出します。その果汁に酵素を加えて、固形成分と果汁を分離。さらに糖分、酸を添加して調整し、酵母を加えて、16度の温度を保ちながら2、3週間。これでほぼワインは出来上がります。そのまま半年間ほど寝かせて、3年目の実習でテイスティング、香りや味の分析、官能試験などを行います。

 自分の手で枝を剪定し、花を摘み取って間引き、収穫したブドウを使って作ったワインだけに、学生たちは「3年生になるのが今から楽しみです」と目を輝かせています。

 理大ワイン発酵科学センター長の金子明裕教授は「日本ワインが世界で通用するようになり、国内でもワイナリーがどんどん増えています。そんな中で、意欲だけではなく、ワインや醸造の基本的な知識と技術を身に付けた人材を育成していきたいと考えています。それが地域の活性化にもつながってきます」と期待を込めて話しています。