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第42回希土類討論会において、修士学生(化学科卒業生)が研究発表を行いました

2026.06.19更新学科レポート
[化学科]

2026年5月14日~15日に東京都江戸川区・タワーホール船堀で開催された「第42回希土類討論会」において、無機物質化学研究室に所属する修士2年生2名(いずれも化学科卒業生)が口頭発表を行い、研究成果を報告しました。

修士2年の井上裕斗さんは、「アモルファス酸化物前駆体と還元窒化によるペロブスカイト酸窒化物 RTaON2(R = La~Gd)の合成と結晶相の形成挙動」という題目で発表を行いました。また、同じく修士2年の藤原里奈さんは、「低温フッ素化法によるペロブスカイト酸フッ化物 BaMO2F(M = Sc, Y, Lu)の合成と物性評価」という題目で発表を行いました。両名とも今回が初めての口頭発表でしたが、事前に繰り返し練習を重ねたことで、当日は落ち着いた態度で研究内容を丁寧に説明しており、多くの研究者や学生から質問が寄せられました。

希土類元素(レアアース)は、電気自動車、半導体、LED、磁石材料など、現代の先端技術を支える重要な元素として知られています。今回発表された研究も、希土類元素を含む新しい機能性材料の開発に関係するものであり、エネルギー材料や電子材料など将来の先端技術への応用が期待されています。学生たちにとっては、自らの研究成果を全国の研究者や企業関係者に向けて発信し、専門的な意見交換を行う貴重な機会となりました。こうした経験を通じて、研究の面白さだけでなく、化学研究が社会や産業と深く結びついていることを実感できた発表会となりました。