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フィリピン・マプア大学との国際学術交流/岡山理科大学で先端医療材料の技術研修を実施

2024.10.28更新理大レポート

フィリピン・マプア大学との国際学術交流/岡山理科大学で先端医療材料の技術研修を実施

集合写真に納まる両大学の参加者

 科学技術振興機構の国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」の一環として、2024年10月20日から10月26日までの7日間、フィリピン・マプア大学から7名の学生と1名の教員を岡山理科大学に招き、「先端医療材料を巡る技術体験 -基礎研究から応用まで-」をテーマに研修を実施しました。研修では、岡山キャンパスにおいて、ヒト幹細胞培養やタンパク質結晶生成など、フィリピン国内では体験の機会が限られる先端医療材料に関する実験を実施。さらに、大学の最先端研究施設(総合機器センター・サイエンスドリームラボ・好適環境水の研究施設)や恐竜学博物館を見学し、理大の研究力に触れる貴重な機会となりました。

 10月24日には、今治キャンパスの獣医学部を訪問し、獣医学研究の最前線を学びながら、向田昌司講師による腸内フローラと成人病の関係に関する講義を聴講しました。また、10月25日にはマプア大学の学生と教員が平野博之学長を表敬訪問。学生たちは「貴重な実験体験ができ、理大の研究機器も素晴らしかった」と感想を述べ、将来的には理大で博士課程への進学も視野に入れたいと意欲を見せました。

 午後には昼食を共にしながら、今後の教育・研究を通じた国際交流の継続に向けた意見交換が行われました。その後、研修の締めくくりとして研究交流会を開催。理大から8名の大学院生が参加し、両大学の学生によるポスターセッションと研究成果の発表を通して、活発な学術交流が展開されました。最後に、マプア大学の参加者全員により、今回の研修で学んだ成果が発表されました。
 
 理大の学生からは「外国の学生と交流できたことがとても良い経験になった」「英語での研究紹介などの交流は緊張したが楽しかった」との声が聞かれ、今回の研修が理大の学生にも教育と学術の両面で良い刺激を与えたことが感じられました。
今後もこのような教育・学術交流のさらなる活発化を通じて、岡山理科大学とマプア大学との協力関係が一層深まることが期待されます。

フィリピン・マプア大学との国際学術交流/岡山理科大学で先端医療材料の技術研修を実施

今治キャンパスにも訪れたマプア大学のメンバー

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平野学長(左)らと記念写真に納まるマプア大学のメンバー

フィリピン・マプア大学との国際学術交流/岡山理科大学で先端医療材料の技術研修を実施

様々な実験も体験しました

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ポスターセッションの模様①

フィリピン・マプア大学との国際学術交流/岡山理科大学で先端医療材料の技術研修を実施

ポスターセッションの模様②

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ポスターセッションの模様③