2024.07.24更新学科レポート [中等教育学科]
7月4日、11日の2回に渡って、教育学部の日本語教育法1の授業で、岡山外語学院の中島先生と佐藤先生が講義をしてくださいました。岡山外語学院は、岡山市内にある中四国地方最大規模の法務省告示日本語学校で、世界25カ国以上の外国人学生が在籍しています。日本語教育の現場で働く先生方から、日本語教師になった経緯や授業の様子、日本語教師としての心構えなどをお話しいただきました。 中島先生の授業では、岡山外語学院で学ぶ学習者の多様性のお話から、日本語教師だけでなく、日本語話者である私たちに求められる「やさしい日本語」について学びました。漢語や擬音語・擬態語、また尊敬・謙譲表現を避けて、分かりやすく、短く、そして「です・ます」と文末まではっきり話すことで、日本語を母語としない方がにも伝わりやすくなることを教えていただき、実際にやさしい日本語を用いて語彙の説明をするアクティビティーに取り組みました。 佐藤先生の授業では、非漢字圏(母語に漢字を持たない日本語学習者)の学生たちが、どのように漢字を覚えているのか、そのルールを教えてもらい、実際に彼らが用いているルールからどの漢字のルールなのかを考えるアクティビティーを行いました。実際の授業の様子を垣間見ることができ、日本語教師という仕事について知ることができました。 本学では、4年次に岡山外語学院でのインターンシップを行っており、実習では経験することができない、授業以外の日本語教師の仕事を体験する貴重な機会をご提供いただいています。今回の講義を通じて得られた知識と経験を活かし、学生たちがさらに実践的なスキルを磨いていくことを期待しています。
7月4日、11日の2回に渡って、教育学部の日本語教育法1の授業で、岡山外語学院の中島先生と佐藤先生が講義をしてくださいました。岡山外語学院は、岡山市内にある中四国地方最大規模の法務省告示日本語学校で、世界25カ国以上の外国人学生が在籍しています。日本語教育の現場で働く先生方から、日本語教師になった経緯や授業の様子、日本語教師としての心構えなどをお話しいただきました。
岡山外語学院中島先生の授業では、岡山外語学院で学ぶ学習者の多様性のお話から、日本語教師だけでなく、日本語話者である私たちに求められる「やさしい日本語」について学びました。漢語や擬音語・擬態語、また尊敬・謙譲表現を避けて、分かりやすく、短く、そして「です・ます」と文末まではっきり話すことで、日本語を母語としない方がにも伝わりやすくなることを教えていただき、実際にやさしい日本語を用いて語彙の説明をするアクティビティーに取り組みました。
佐藤先生の授業では、非漢字圏(母語に漢字を持たない日本語学習者)の学生たちが、どのように漢字を覚えているのか、そのルールを教えてもらい、実際に彼らが用いているルールからどの漢字のルールなのかを考えるアクティビティーを行いました。実際の授業の様子を垣間見ることができ、日本語教師という仕事について知ることができました。
本学では、4年次に岡山外語学院でのインターンシップを行っており、実習では経験することができない、授業以外の日本語教師の仕事を体験する貴重な機会をご提供いただいています。今回の講義を通じて得られた知識と経験を活かし、学生たちがさらに実践的なスキルを磨いていくことを期待しています。