7月17日、岡山理科大学岡山キャンパスC1号館5階のC0151講義室と今治キャンパス管理棟1階会議室をZoomで繋ぎ、この夏、ブラジルとアメリカに向かう16名の学生を対象とした事前オリエンテーションが行われました。

各研修団は、本学が協定を結んでいる大学や機関で研修を行います。ブラジルに行く学生は8月27日（火）から9月13日（金）までの18日間、パラナ連邦大学およびパラナ・カトリカ大学を訪れます。この研修は動物関連の学習をしている学生に特化したプログラムで、現地では大型動物の施設や大学附属の病院などを見学します。アメリカには2つの研修があり、州立ライト大学には8月29日（木）から9月13日（金）の16日間、フィンドリー大学には8月27日（火）から9月11日（水）の16日間派遣されます。いずれも、英語授業受講や観光、現地学生との交流などさまざまな活動が行われます。

事前オリエンテーションでは、渡航前や渡航後に行う手続きの他に、異文化の中でのコミュニケーションに必要な積極的な情報伝達や、異文化の中で過ごす際に必要な聴くこと、協働することを実践するためのアクティビティが行われました。また、渡航中には自分たちの感情の変化を観察し、簡単なジャーナルを毎日書くことが課題として出されました。帰国後は全研修団が揃って、海外研修で最も印象に残った出来事を1つ選び、それについて事後オリエンテーションで発表します。学生たちが限られた時間内で多くの気づきや学びを得ることを期待しています。