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不思議な植物の世界を学ぶ/市民公開講座
不思議な植物の世界を学ぶ/市民公開講座
2024.07.17更新
理大レポート
[岡山キャンパス]
実験を行う参加者と濱田准教授(右)
岡山理科大学の「市民公開講座-山の寺子屋で学ぼう!-」が7月13日に岡山キャンパスA1号館プレゼンテーションルームで開講され、約30人が参加し盛況のうちに終了しました。
講師は生命科学部生物科学科の濱田隆宏准教授。タイトルは『植物が生きる「ちょっと不思議な世界」~植物が持つ不思議な能力と生存戦略~』と題し、植物が周囲の環境をどのように感じ、生きているのかについて楽しく学びました。
講座の内容は座学とミニ実験の2部構成。濱田准教授は、まず動物と植物の違いについて解説しました。「動物と植物は進化の大きな分類の括りで見たら、ほぼ一緒」「細胞の中身もあまり変わらない」「植物は動かないイメージがあるが植物も動いている」と話し、光や重力、温度などに応答して植物が動いていることを紹介しました。
また、動物と植物を5感と呼ばれる視覚や聴覚などで比較。「植物は光受容体で光を感じている。他にも味覚、触覚を感じる感覚はある」「聴覚についてはまだ分かっていない」と植物の感覚について解説しました。
続いて、休憩をはさんでミニ実験。参加者に協力してもらい、ヒトの光の感じ方、植物の光の感じ方を調べてみました。太陽を再現したライトを用い、植物がどうやって遠赤外線を感じ、応答しているかについて皆で学びました。
岡山市からお越しの参加者は「植物が動いていることに驚いた」「これから観察が楽しみ」と笑顔で話してくれました。
講師の濱田准教授
真剣に耳を傾ける参加者
会場に充満するイチゴの甘い香り
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講師は生命科学部生物科学科の濱田隆宏准教授。タイトルは『植物が生きる「ちょっと不思議な世界」~植物が持つ不思議な能力と生存戦略~』と題し、植物が周囲の環境をどのように感じ、生きているのかについて楽しく学びました。
講座の内容は座学とミニ実験の2部構成。濱田准教授は、まず動物と植物の違いについて解説しました。「動物と植物は進化の大きな分類の括りで見たら、ほぼ一緒」「細胞の中身もあまり変わらない」「植物は動かないイメージがあるが植物も動いている」と話し、光や重力、温度などに応答して植物が動いていることを紹介しました。
また、動物と植物を5感と呼ばれる視覚や聴覚などで比較。「植物は光受容体で光を感じている。他にも味覚、触覚を感じる感覚はある」「聴覚についてはまだ分かっていない」と植物の感覚について解説しました。
続いて、休憩をはさんでミニ実験。参加者に協力してもらい、ヒトの光の感じ方、植物の光の感じ方を調べてみました。太陽を再現したライトを用い、植物がどうやって遠赤外線を感じ、応答しているかについて皆で学びました。
岡山市からお越しの参加者は「植物が動いていることに驚いた」「これから観察が楽しみ」と笑顔で話してくれました。