2023年9月6日~8日に台湾の新竹で開催された国際ワークショップ「Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems (TJCAS'23)」に、理工学研究科 システム科学専攻 電子工学コース 荒井研究室の藤井 大智さん(工学部電気電子システム学科卒)が参加し、研究発表を行いました。TJCASは、IEEE Circuits and Systems Societyの日本と台湾のChapterによる国際合同ワークショップで、今年でで9回目の開催となります。
藤井さんは「A Study on Demodulation System of Photo-Diode Type Visible Light Communication Applying Stochastic Resonance Phenomenon」というタイトルで、可視光通信技術に確率共鳴現象を応用した研究成果をポスター発表しました。
藤井さんは「A Study on Demodulation System of Photo-Diode Type Visible Light Communication Applying Stochastic Resonance Phenomenon」というタイトルで、可視光通信技術に確率共鳴現象を応用した研究成果をポスター発表しました。
藤井さんのポスターには写真のように多くの聴講者が入れ替わり訪れ、大盛況でした。国際ワークショップということで、発表はもちろん英語です。藤井さんは海外の研究者からの質問に誠実にかつ真剣に英語で答えていました。発表後は美味しい台湾料理やスイーツを食べ、藤井さんの発表を労いました。
学会参加後、藤井さんに感想を聞きました。
「ワークショップが始まるまで不安で一杯でしたが、終わってみれば学べることが多く、学会に行って良かったと思っています。英語が上手く話せなくても、発表内容を真剣に伝える意思があれば伝わることが分かりました。自分の伝えたいことが相手に伝わった時は日本語で発表するよりも凄く嬉しかったです。また、相手に自分の英語が伝わらない時は、言葉の代わりにボディランゲージや用意している資料などを工夫することを学びました。他国の文化を知る切っ掛けにもなるので、もっと英語を勉強して、今後もチャンスがあれば国際会議に参加して学会発表したいです。」
電気電子システム学科では今後も学生の活躍をレポートしていきます。