お知らせ

NEWS&TOPICS

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

2023.03.10更新理大レポート

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

最優秀賞を受賞した折田教授(右)と学長特別賞を受賞した伊豆准教授(左)。中央は平野学長

 岡山理科大学のプロジェクト合同研究成果報告会をメイン行事として、岡山・今治両キャンパスの教員約50人が集い「OUS研究者交流会」が3月9~10日、岡山キャンパスで開催され、交流を深めました。

 初日にC1号館8階・理大ホールで開かれたプロジェクト合同研究成果報告会では、平野博之学長のあいさつに続いて、6人が「プロジェクト研究推進事業2021」の最終報告をプレゼンしました。理大ホールのロビーでは「プロジェクト研究推進事業2022」の中間報告6件がポスター発表され、大型装置・プロジェクト機器の成果報告と装置紹介もポスター発表の形で行われました。
 

最優秀賞は折田教授、学長特別賞は伊豆准教授が受賞

 最終報告の審査では、工学部応用化学科の折田明浩教授の「有機色素駆動型光電変換を志向した分子設計化学」が最優秀賞、獣医学部獣医学科の伊豆弥生准教授の「臓器ネットワーク制御による筋脆弱症発症メカニズムの解明」が学長特別賞を受賞しました。

 最終報告では、「いきものQOL」に取り組んでいる獣医保健看護学科の佐伯香織講師が、犬の嗅覚を刺激させ、探索行動を引き出すことで犬の本能的な欲求を満たす新しいドッグスポーツ「ノーズワーク」について説明。おやつを箱の中に隠して自由に探索させる方法などを紹介しました。
 また、中間報告で理学部臨床生命科学科の辻極秀次教授は、約3万年前のゾウ類化石からアミノ酸配列の解読に成功した過程などをポスター発表しました。
 初日の最後は談話会として、両キャンパスの教員が一人ずつ順番にステージに上がり、自己紹介とともに研究内容を説明。引き続いて意見交換会も開かれ、活発に議論する姿が見られました。

 2日目の10日は、今治キャンパスの教員が工作センター(サイエンスドリームラボ)や生命科学部の研究室・共通機器室、恐竜学博物館、好適環境水による養殖が行われている生物生産教育研究センターなどを見学しました。
 

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

岡山、今治両キャンパスの教員が参加したOUS研究者交流会

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

プロジェクト研究の最終報告をする発表者

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

ポスター発表にも多くの人が集まりました

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

工作センターを見学する獣医学部の教員

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

恐竜学博物館で石垣忍館長の説明に耳を傾ける参加者

今治キャンパスと合同でOUS研究者交流会開催

好適環境水によるウナギの養殖も見学しました