2022.06.15更新学科レポート [建築学科]
馬淵研究室で行った建築設計打合せのニーズに関する以下の研究成果が発表されました。
新築戸建住宅購入検討時における初回打合せ方法のニーズに関する研究
研究要旨:
本研究の目的は、新築の戸建住宅の購入を検討する際、クライアントがスタッフと初めて行う打合せでは、どのような方法にニーズがあるかを明らかにすることである。具体的には、20~60代の働く既婚者、男女1,000人に対してWebアンケート調査を実施し、「打合せをしたい度合い」を目的変数にコンジョイント分析を行った。その結果、初回の打合せでは、クライアントがスタッフと一定の距離感を保ちつつ、写真等を用いて手軽に行える方法にニーズがある傾向が明らかになった。一方で、これまで比較的標準的な打合せ方法として認知されてきた、スタッフと住宅展示場で直接会って行う打合せは、クライアントに敬遠されるという衝撃的な傾向が明らかになった。また、本研究に対するCOVID-19の影響を評価した結果、その影響は比較的小さく、通常時の調査においても主要な結果は変わらない可能性が高いことが明らかになった。
本論ダウンロードURL(無料公開): https://doi.org/10.3130/aijt.28.774
馬淵研究室で行った建築設計打合せのニーズに関する以下の研究成果が発表されました。
新築戸建住宅購入検討時における初回打合せ方法のニーズに関する研究
研究要旨:
本研究の目的は、新築の戸建住宅の購入を検討する際、クライアントがスタッフと初めて行う打合せでは、どのような方法にニーズがあるかを明らかにすることである。具体的には、20~60代の働く既婚者、男女1,000人に対してWebアンケート調査を実施し、「打合せをしたい度合い」を目的変数にコンジョイント分析を行った。その結果、初回の打合せでは、クライアントがスタッフと一定の距離感を保ちつつ、写真等を用いて手軽に行える方法にニーズがある傾向が明らかになった。一方で、これまで比較的標準的な打合せ方法として認知されてきた、スタッフと住宅展示場で直接会って行う打合せは、クライアントに敬遠されるという衝撃的な傾向が明らかになった。また、本研究に対するCOVID-19の影響を評価した結果、その影響は比較的小さく、通常時の調査においても主要な結果は変わらない可能性が高いことが明らかになった。
本論ダウンロードURL(無料公開): https://doi.org/10.3130/aijt.28.774