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岡山理科大学国際バカロレア教員養成プログラム ドルトン東京学園での探究ラボ

2022.09.22更新理大レポート

岡山理科大学国際バカロレア教員養成プログラム(以下、IBECプログラム)では、国際バカロレア認定校以外でも、先進的な教育を行っている学校での授業観察や授業実践を行っています。

昨年度より、「自由」と「協働」の2つの原理に基づき、学習者中心の教育メソッドであるドルトンプランを導入しているドルトン東京学園中等部・高等部にて、本学のIBECプログラムの学生が授業実践を行う機会を得ました。残念ながら、昨年度はコロナの影響で延期になってしまいましたが、ついに9月9日にドルトン東京学園を訪れることができました。

今回、本学のIBECプログラムの学生が、ドルトン東京学園の「探究ラボ」という、多様なテーマで展開する課題探究のための授業で、「果物電池」「マジックダイスの謎」「穴をあけても水が漏れないペットボトル」の3つのラボを担当しました。ラボのテーマは昨年度からあたためていたものですが、今年度の初めからそれぞれのグループで話し合いを重ね、お互いに模擬授業に対するフィードバックを行い、ドルトン東京学園の先生方にもコメントをいただいて準備をしてきました。当日は、中学1年生から高校1年生と実験を行いました。ドルトン東京学園の生徒さんたちが休憩時間も惜しんで実験に取り組んでくれ、また先生方からも「生徒の興味を引き出して学びにつなげるように、よく練られた授業だった」「学ぶことの面白さを生徒たちの姿を見て改めて感じることができた」といったコメントをいただけました。

今後も、国際バカロレアでも新学習指導要領でも重視されている「探究」を軸とした授業ができる教員を目指し、実践を重ねていきたいと思います。