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恐竜学博物館の見学はこの1冊を手に!/待望の『恐竜学博物館図鑑』出版
2022.05.30更新理大レポート [岡山キャンパス]
出版されたばかりの図鑑を手にする石垣館長
文庫本サイズなのでとっても便利です
博物館学芸員の市川美和さん
2022.05.30更新理大レポート [岡山キャンパス]
出版されたばかりの図鑑を手にする石垣館長
文庫本サイズなのでとっても便利です
博物館学芸員の市川美和さん
恐竜学博物館は研究現場と教育用の標本群が間近に見られるのが特徴で、理大の岡山キャンパスに、メイン展示(C2号館1階)と4カ所のサテライト展示(C2号館3階、A1号館1・4階、A2号館1階)で構成。2018年3月に開館し、翌年にA1号館1階にアジアで最大の肉食恐竜「タルボサウルス」の全身骨格標本(全長約10m、高さ約2.8m)が登場、2020年にはメイン展示を大幅にリニューアルしました。標本の展示総数は約150点に上り、年間約1万4千人の外部入館者が訪れます。
図鑑は、展示づくりに参加した教職員が共同で執筆。「ゴビハドロス」「ノミンギア」「ゴビヴェナトル」など、日本ではここでしか見られない標本をはじめ、展示エリアごとの標本解説とパネル解説を収録しています。
このほか、ゴビ砂漠での恐竜共同調査の写真や、学内の恐竜時代の植物や石材の中の化石に解説板をつけて、展示から展示への移動時間を楽しめるようにした野外展示の紹介なども盛り込まれています。
同博物館の石垣忍館長は序言で、「ぜひ博物館に足を運び、骨格や研究現場を見てください。そしてわくわくする恐竜研究の世界を歩き回ってください」と呼び掛けています。
文庫本サイズで156ページ。定価990円(本体900円、税10%)。問い合わせは「書肆亥工房」(ishigai@snow.plala.or.jp 090-3749-8324)まで。