稲葉先生の自己紹介
　2022年4月から基礎理学科に加わりました稲葉和正です。どうぞよろしくお願いいたします。
　私は写像の特異点を研究しています。写像を考えると特異点と呼ばれる退化する点が自然に現れます。例えば関数の微分が全て消える点は特異点になっています。特異点の持つ情報を集めることで写像の性質を読み取ることができます。
　私はミルナー束と呼ばれる位相幾何学や実代数幾何学と関わる対象から特異点を調べて写像の性質を理解し、特異点論を幾何学の様々な場面で応用したいと考えています。興味のある方は研究室にいらしてください。