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獣医保健看護学科1期生6人が実験動物1級技術者資格を取得

2022.02.03更新理大レポート [今治キャンパス]

獣医保健看護学科1期生6人が実験動物1級技術者資格を取得

実験動物1級技術者資格を取得した学生たち

-最終合格率35%の難関をパス-


 岡山理科大学獣医学部獣医保健看護学科の1期生6人(4年生)が、実験動物1級技術者認定試験の実技試験をパスしました。7人が受験しており、実技試験の合格率は85.7%。理大を含めた公益社団法人・日本実験動物協会(東京)が認定する大学(12大学14学科)のうち今年は7大学から受験があり、実技試験の平均合格率は50%で、本学科の合格率の高さが際立っています。学科試験と実技試験をパスした6人は実験動物1級技術者として認定され名簿に登録されることになりました。
 
 実験動物1級技術者は、同協会が認定する資格で、創薬開発や先端ライフサイエンス研究に欠かせない動物実験の基盤を担う高度な技術をもつ技術者として認定されています。
 1次試験にあたる学科試験(101人が受験)は2020年9月に行われ、本学科から8人が受験して7人がパスし、昨年10月末の実技試験(70人が受験)に臨みました。実技試験はコロナ禍で変則的な形での実施とはなりましたが、今年実技試験を受験した認定7大学の受験者70人の中で、学科試験と実技試験を合計した個人別の総合点で、認定大学個人ランキングベスト10に5人が入る健闘ぶり。学科試験と実技試験を合わせた最終合格率は35%という難関でした。
 
 獣医保健看護学科では、学年ごとに自主ゼミを組織し、資格取得に向けた準備を着々と進めてきました。1年生の時からこの自主ゼミを指導してきた大和田一雄・獣医保健看護学科長は、「初陣にしてはよく頑張ったと思います。この1期生に負けないよう、後輩たちも頑張ってほしい」と話しています。
 合格した6人は今春、ライフサイエンス系の大学院進学や医薬品開発支援企業などへの就職が決まっています。