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佐藤研究室の大学院生が日本セラミックス協会のシンポジウムで優秀発表賞を受書

2021.11.15更新学科レポート
[化学科]

佐藤研究室の大学院生が日本セラミックス協会のシンポジウムで優秀発表賞を受書

 2021年9月1~3日の間、オンラインにて開催された日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウムにおきまして、大学院理学研究科 化学専攻 修士課程2年の大野徳仁君が「優秀発表賞」を受賞しました。
 大野君は、同シンポジウムの特定セッション「フォトセラミックス~光と色に関わるセラミックスの合成・機能・応用~」において、「結晶サイト工学に基づく新規 f-d 発光型蛍光体の合成と発光特性評価」というタイトルでポスター発表を行いました。本発表では、「結晶サイト工学」による物質探索手法を用いて見出したEu2+賦活Ca3Y2Si3O12蛍光体の発光特性を、結晶化学の観点から詳細に考察するとともに、高濃度のEu2+を賦活したCa3Y2Si3O12が、酸化物では珍しい、近紫外光励起により赤色発光を示すことを報告しました。この研究成果は、今後の白色LED用蛍光体の開発につながることが期待されます。
 今回の受賞は、大野君の研究内容に加え、高いプレゼンテーション能力が評価されたものです。

佐藤研究室の大学院生が日本セラミックス協会のシンポジウムで優秀発表賞を受書