カリキュラムポリシー(生物地球学部)2021年度以前

カリキュラムポリシー(生物地球学部)2021年度以前

生物地球学部カリキュラムポリシー

 カリキュラムは、教養教育科目、外国語教育科目、基礎科目、専門科目、上級科目、卒業研究、専門関連科目で構成されており、各科目の教育内容は以下の1~5のとおりである。いずれの科目も、学修の成果(試験、課題、レポートなど)によって総合的に評価する。

  1. 初年次に、専門科目の導入となる基礎科目として各コースの学問領域における最新トピックスをオムニバス形式で紹介する科目を用意するほか、生物学、地球科学、天文学、地理学、考古学、古生物学に関わる科目を配置することにより学生の基礎学力を高め、各分野への興味や学習意欲の向上を図る。また、身近な自然の姿を観察し、直接触れる経験を積むことができるよう、基礎的なフィールドワークに係る実習科目を用意し、能動的学修の方法を取り入れた教育を行う。
  2. おもに2年次以降で、植物・園芸学科目、動物・昆虫学科目、地理・考古学科目、地球・気象学科目、天文学科目、恐竜・古生物学科目について、基礎から応用までの体系的な知識・技能を身につけることができる専門科目を配置する。講義科目に加えてフィールドワークを重視した実習科目も設置して、各分野におけるフィールドワークの基本技能を修得し、能動的に学習する態度を身につけさせる。また、さまざまな分野を横断的に履修することを推奨し、知的社会人としてまた豊かな人間性の育成に結びつく、幅広い教養と総合的な理解力を身につけさせる。4年次にはコース別に卒業研究を進め、幅広い科学の知識、問題解決能力、情報の収集と分析能力、主体性、コミュニケーション・プレゼンテーション能力を総合的に向上させる。
  3. 教育推進機構の各センター及びキャリア支援センターと連携し、幅広く深い教養と総合的な判断力を身につけるため、社会人としての基盤を築き豊かな人間性の育成に結びつく、人文社会や科学技術教育に関する教養教育科目を配置する。また、社会と主体的・協働的に関わり、社会人として必要とされる知識・技能および倫理観を身につけるため、自らのキャリアについて考え、キャリア形成に必要な知識・技能や就業意識を身につけるキャリア教育科目を配置する。
  4. 専門分野についてのより深い理解や、海外などでのフィールドワークで基礎的なコミュニケーションに必要な英語を中心とした外国語を、継続的に学修する外国語教育科目を配置し、教養教育センターと連携してこれらの科目の教育を行う。
  5. 博物館学芸員資格を目指す学生を対象とした野外博物館実習の科目を上級科目に配置する。展示やプレゼンテーション方法、資料の保存や整理方法などの発展的・実践的な内容を体験させる。学外の一般市民を対象に展示発表を行うことにより、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を高める教育を行う。