アクティブラーナーズコース カリキュラムポリシー
本コースにおいては、学生がディプロマポリシーの基準に到達するため、独自の専門教育科目として「アクティブラーナーズ修得科目(以下ALs科目という)を設置して、自分自身で学びの目的を設定しカリキュラムを構築する設計・実践・省察の学習サイクルの習慣化を修得する。ALs科目の授業はすべて、様々なアクティブラーニング手法を用いて実施される。その他の履修科目は、岡山キャンパスで開講されている学部学科の専門教育科目とブランドプログラム科目、および基盤教育科目(ライフ・キャリアデザイン系、人間・社会学系、科学技術系、外国語系科目)から自由に選択する。
- 1年次にはALs科目「ラーニングデザイン」を配置し、チームチュータとともに自分自身の興味や得意分野を中心に自らの方向性や目標について考え、自身のカリキュラムを設計する。また、基盤教育科目と専門教育科目としてのブランドプログラム科目を履修することで、自律的に行動する自立した社会人として必要とされる教養と基礎知識を身につける。
- 2・3年次には、ALs科目「リフレクション手法1」「リフレクション手法2」を配置し、これまでの学びの実践を省察、分析し、到達度の自己評価を行い、これからの方向性について考える手法を学ぶ。
ALs科目「課題問題発見演習」「チームトライアル」「チームプロジェクトA」「チームプロジェクトB」を配置し、グループごとに課題発見から課題解決までを設計、実践、省察してチームで働く力を養成する。
ALs科目「ファシリテーション入門」「ファシリテーション実践」「アドバイジング実践」を配置して、目標を達成するために他者と関わる技能と、チームの課題と実践の結果や考察などを論理的に表現して他者に伝える力を養う。これらの科目では、他のALs科目や基盤教育科目に学生ファシリテータとして参加し、自己認知・他者理解を培う。また、後輩へのアカデミックアドバイジングの取り組みにも参加する。 - 4年次には、学部学科の卒業演習に相当する「アクティブラーナーズ実践1」「アクティブラーナーズ実践2」を配置し、3年次までの学びを省察・総合して、新たな設計・実践・省察のサイクルを通して、卒業後も「アクティブラーナー」として自律的に行動する自立した社会人であるべく、4年間の学びを総括する論文を執筆、または発表する。