機械システム工学専攻

大学院 工学研究科

機械システム工学専攻

Topics

概要

科学技術の進歩にともない、機械システムに要求される学問分野は急速に拡大しつつあります。基礎科学としての数学、物理学はもちろん、材料、エネルギ一、制御、情報システムなどの基礎理論とともに、これらに基づく応用科学技術に閲する知識も必要不可欠になってきています。機械システム工学専攻では、従来の機械技術はもとより、未来の機械システムにも対応できる、より高度な機械システム工学の技術者および研究者の育成を目的として、今後の先進機械システムに対応できる幅広い分野の教育・研究を行っています。
 

専任担当者および研究内容

系列 氏名 研究内容


機械材料学
清水 一郎(教 授) 固体材料における変形特性と力学的性質評価に関する研究
中川 惠友教 授 時効硬化型AI合金の熱処理による微細組織変化と機械的性質に関する研究
中谷 達行教 授 機能性薄膜材料及びプラズマ表面処理に関する研究
中井 賢治准教授 工業材料の衝撃応力-ひずみ特性評価と構成式によるモデル化


エネルギー学
高見 敏弘(教 授) 各種プラントの配管内流れおよびジェットの研究
丸山 祐一教 授 ノズル流・噴流などの数値解析および最適飛翔
桑木 賢也教 授 伝熱促進のための熱と流れに関する研究
近藤 千尋准教授 代替燃料の製造技術、エンジン性能評価、エンジン燃焼に関する研究


計測・制御工学
吉田 浩治(教 授) 多体系の動力学と制御に関する研究
衣笠 哲也教 授 2足歩行およびクローラ式移動機構に関する研究
林 良太教 授 機械で巧緻な技能を発現する方法の研究



機械設計・加工学
蜂谷 和明(教 授) 赤外線および超音波を利用した潤滑油の機械的特性の測定
田中 雅次教 授 コンピュータによる設計・製造(CAD/CAM)に関する研究
關 正憲教 授 機械要素の高性能化ならびに機械装置の実用化に関する研究
寺野 元規講 師 金属材料の高性能化、高機能化および組織制御に関する研究
竹村 明洋講 師 加工処理による金属材料の特性および性質変化に関する研究


修了生の最近の主な研究テーマ

マグネシウム合金製ステントの力学的特性評価試験法と最適形状の検討 DSMC法による推力方向制御装置の数値解析
受動要素を利用した小型多足類ロボットi-CentiPotの開発 膝の伸縮を用いた3次元2足歩行機の開発とその歩容解析
小型実験装置を用いた走行車両の軸重値推定法の研究 含油排水由来廃棄物の動力燃料化に関する研究
体積力型埋め込み境界法に基づく数値計算における解法の比較 群噴孔・斜孔ノズルから噴射された非定常天然ガス噴流の混合気形成および火花点火特性
機械学習を利用したCADの知能化に関する研究 気流PIV用蛍光トレーサ粒子の作製と点火栓電極間流れの蛍光PIV計測
180゚曲がり管内の脈動流れ 表面筋電位で操縦するロボットアームの操縦訓練支援システムに関する研究
遺伝的アルゴリズムによる弾道弾迎撃ミサイルのパレート適飛翔計算