臨床生命科学科

理学部

臨床生命科学科

生命科学に対して理学的にアプローチ。 バランスの取れた専門職を育成。

理学部 臨床生命科学科は、2022年4月に臨床検査技師資格の取得をより強化した学科として
リニューアルしました。

臨床生命科学科3つのポイント

基礎医学に関する
幅広い知識と技術を習得
臨床検査技師などの資格を取得
医療や福祉の分野で活躍
医学における食の重要性を学び
食品衛生管理のプロをめざす

iPS細胞に代表される再生医療の飛躍的な発展は生物学、化学、遺伝学などのさまざまな基礎研究分野の成果の上に成り立ち、日々進歩を続けています。そうした最先端の医療開発には、生命科学、臨床医学・基礎医学の幅広い知識と深い理解が必要です。本学科では、理学的なアプローチで生命科学に取り組むと同時に、2つの「臨床科学コース」「基礎医科学コース」で医学的知識や技術を習得。高度な専門技術を身に付けるとともに、研究に携わるための知識と思考力を身につけ、サイエンスの基本となる研究力を養います。生命現象の真理を探究し、広い視野と高度な専門性、問題解決能力を備えたバランスのとれた人材の育成をめざします。また、臨床検査技師などの資格取得も可能。医療や医薬品、食品系のスペシャリストとして活躍できるようバックアップし、21世紀の医療ニーズに幅広く対応しています。
 

学ぶ領域・分野

臨床検査医学

医師または歯科医師の指示のもとに、微生物学的検査など、さまざまな検査を実施し、診断や治療の基礎となるデータを導き出す臨床検査。検査の成り立ちや概要、法的規制、業務範囲、意義などとともに、臨床検査を実施するうえで必要となる知識と技術を学ぶ。

生命科学

生命科学とは、ヒトを主体とした生物の生命活動に関する学問分野。本学科では、広範囲の科学分野を網羅する、さまざまな専門分野の教員をそろえ、勉強する環境を整備。「命」を科学的に理解することをめざす。

食科学

糖尿病、高血圧、脳卒中、心臓病、脳血管障害、悪性腫瘍など生活習慣病との関連が指摘されている「食」。食品に含まれる成分と、その成分が体におよぼす要因を研究。特に、食品に含まれる機能性物質に注目し、人の体内で起こる反応について探る。