情報科学科

情報科学科

総合情報学部

数理系と情報系に強く、モバイル、ビッグデータ、デジタルメディアを熟知し幅広く活躍できる人材を育成。

情報科学科3つのポイント

ビッグデータを解析し、
分析する技術を学ぶ
スマートフォンやタブレットの
アプリケーション開発に挑む
情報の解析や分析の方法を学ぶ

インターネット上で膨大な情報が行き交う現代に不可欠な「ビッグデータ」「Web・モバイル」「情報数学」「デジタルメディア」の4コースを設置。情報科学の基礎から最新のITまでを学び、社会・生活に応用する手法、情報の解析や分析の方法を習得します。演習科目は50名以下の実習室に分散して少人数クラスで学びます。情報分析や効果的なシステム構築などを学びます。福祉や教育にも応用できるゲームなどのコンテンツ制作者、多彩な業界で活躍できるデータサイエンティスト、スマートフォンなどモバイル機器のソフトウェア開発者、情報アナリスト、数学教員などを育成します。

4年間の学びの流れ

コンピュータと数学の基礎を学ぶ

コンピュータの操作方法からプログラミングまで、コンピュータサイエンスの学習の土台を作ります。また、情報を扱う上で必要となる基礎的な数学を学びます。将来のコース選択に備えて、新入生セミナーでは各コースに関連した研究の紹介を行います。

専門コースを決定する準備を始める

「基本情報処理」などの共通情報科目、「解析演習」などの共通数学科目のほか、コースの専門科目が本格的に始まります。各コースの選択必修科目を履修しておくことが、コース選択の必要条件となります。

コースを決定し、専門知識と技術を深める

データの特性を見つける方法を学ぶ「ビッグデータ」、アプリケーション開発を学ぶ「Web・モバイル」、情報アナリストなどに必要な数学を学ぶ「情報数学」、ソフトウェア開発を学ぶ「デジタルメディア」の各コースから選択し、所属。専門的に学びます。

各コースの集大成として卒業研究に取り組む

興味、関心のあるテーマの研究室に所属し、指導教員や研究室の仲間とともに卒業研究に取り組みます。お互いに切磋琢磨する中で、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を向上させ、情報技術者、ソフトウェア開発者、数学教員、データサイエンティストをめざします。また、大学院進学の道もあります。

学ぶ領域・分野

情報処理

基本情報技術者試験合格に向けた基礎科目をはじめ、情報処理関連の仕事に必須となる科目を履修。データベースやネットワークも学び、応用情報技術者の資格取得もめざす。

プログラム開発

画像処理技術や応用プログラミング、Webシステム開発やモバイル情報機器ソフトウェア開発、ビッグデータの解析や数学・情報解析などの技術について、コースごとに学ぶ。

 

デジタルメディア

CGや音楽情報処理の基本知識を学び、デジタルゲームに応用される技術や知識などを習得。ゲーム技術としてのゲーミフィケーションを理解し、ほかの分野への応用も探る。

 

データ解析

Web上におけるサービスコンピューティングとモバイルコンピューティングの技術を履修。膨大なデータをわかりやすく表現し、データのもつ特性を見つけ出す方法も学ぶ。

数学教員養成

高等学校(数学・情報)および中学校(数学)の教員免許状を取得するための科目を設置しており、4つのコースのいずれからでも履修することができる。

 

ビッグデータ

ビッグデータを解析し分析するために、統計や情報技術の基礎の上に、機械学習や可視化、データマイニングなどのデータ解析手法を学ぶ。

 

カリキュラム

選択科目 ▲★◆■=コース必修科目 △☆◇□=コース選択必修科目 必修科目

  1年次 2年次 3年次 4年次
共通科目 情報 情報リテラシー
電子計算機概論
プログラミング基礎
情報処理入門

情報システム概論
応用プログラミングⅠ・Ⅱ
データベース(★)
コンピュータグラフィックス(◇)
アルゴリズムⅠ・Ⅱ
データ構造Ⅰ・Ⅱ
基本情報処理
情報セキュリティⅠ・Ⅱ
離散数学Ⅰ・Ⅱ
オペレーティングシステム
プログラミング言語
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
数学 基礎数学Ⅰ・Ⅱ
基礎解析Ⅰ・Ⅱ
線形代数Ⅰ・Ⅱ
解析演習Ⅰ・Ⅱ 代数演習Ⅰ・Ⅱ
専門科目 ビッグデータ(◆◇)   データサイエンス(◇)
データ解析プログラミング(◇)
統計(◇)/確率(◇)
AI
ビッグデータⅠ・Ⅱ(◆)
Web・
モバイル(★☆)
Web技術(☆) WebプログラミングⅠ・Ⅱ(☆)
モバイルプログラミング(☆)
コンピュータネットワーク(☆)
ネットワーク技術論(☆)
Webデザイン(☆)
Web・モバイルⅠ・Ⅱ
情報数学(■□) 解析Ⅰ(■) 解析Ⅱ(□)
代数Ⅰ(■)/代数Ⅱ(□)
微分幾何(□)
数理統計/数値解析
応用数学
位相幾何
情報数学Ⅰ・Ⅱ(■)
デジタル
メディア(▲△)
ゲーム概論(▲) ゲーム設計の技術(△)
音のデジタル表現(△)
デジタル映像表現(△)
インタラクティブユーザインターフェース
ゲーミフィケーション
デジタルメディアⅠ・Ⅱ(▲)
入門/その他 共通 情報科学概論情報と職業
インターネット入門
アルゴリズム入門
情報関連法学
基本情報処理 情報社会論
特別講義Ⅰ・Ⅱ

在学生・卒業生からのMessage

在学生(4年生)

野島 僚太
岡山県立岡山芳泉高校出身

人のように学び未来予測もできる機械学習の凄さを実感。
期待を形にするSEに成長したい。

 ITスキルを身につければ将来の可能性が大きく広がると考えたのが、情報科学科を選んだきっかけです。

 大学ではIT活用のおもしろさを次々と知りました。もっとも印象に残っているのは、チームで課題に取り組んだ「Web・モバイルⅡ」の授業です。私のチームはWeb上で公開されている気象庁などのデータを使い、気温との相関関係から桜の開花時期を予測するプログラムを作成。コンピュータに繰り返しデータの学習をさせることで、そこに潜むパターンを見つけ出す機械学習について、理解が深まりました。さらに学習結果に新しいデータをあてはめれば、そのパターンにしたがった解析も可能。膨大な量のデータを短時間で処理できるため、これまで人間が知りえなかった未来予測を導き出すことも可能です。

 4年次からは、廣田 雅春先生のWeb工学研究室に所属。ビッグデータや機械学習の技術を活用しながら研究に取り組んでいます。Web上から収集した人々の移動ルートや移動した時間帯のほか、性別、年齢といったビッグデータをもとに、パターンを解析。人の興味や関心、行動を可視化することで、例えばどの時間帯にどの道路や鉄道路線が混むか、観光ビジネスであればスタッフを何人程度配置すべきか、どういうお土産を並べるのがいいのか、といった予測も可能になります。

 卒業後は地元のIT企業に勤務します。今や生活と切り離すことができない情報システムのエンジニアとして、ITの未来を切りひらいていきたいです。

 

2017年3月卒業

三島 諒大
広島県 並木学院福山高校出身
KLab株式会社勤務(岡山県)

ゲーム開発を手助けするAIの研究に達成感。
新しい発想を形に、スマホゲームを開発しています。

  ゲームのデザインや開発技術を学びたくて、情報科学科を志望。英語のテキストを訳しながら、ゲームをおもしろくする考え方を学びました。また、チームで協力して、ゲームソフトを創り上げたときに味わった感動は忘れられません。卒業研究で取り組んだのは、ゲーム開発を支援する人工知能(AI)についてです。たとえば対戦ゲームであれば、敵が強すぎないか、AIによる強化学習で最適なレベルを見つけ出すというテーマ。英語の参考論文を読みながら、自ら道を切りひらくタフな姿勢を身につけました。現在はスマホゲームの開発が主な業務です。エンジニアとして完成度を高めつつ、新しい発想を形にして、大勢の人に遊んでもらえるゲームを世の中に送り出したいと考えています。

※在学生についての掲載内容は2019年3月時点の情報です。