情報工学科

情報工学科

工学部

コンピュータの可能性を引き出す情報工学を学び、IT とシステム設計で社会の進展に貢献。

Topics

2018.05.28学科トピックス
新入生研修会
2017.04.28学科トピックス
2017年度・新入生歓迎昼食会
2017.04.13学科トピックス
入学生の研修会

情報工学科3つのポイント

ハード、ソフト、ネットワークの
3本柱を学び、多彩な角度から
知識を深める
新設したパソコン130台の実習室ほか充実した設備で快適に学べる
JABEE認定のCEコースは
世界が認める講義水準

発生から伝達、収集、蓄積、処理に至るまで、情報を工学的に扱い、携帯電話をはじめ、コンピュータ情報システム、通信、ネットワークの技術を学びます。情報技術を利用する幅広い企業で活躍できる「情報技術(IT)コース」、情報システムを設計・実現する技術者をめざす「コンピュータエンジニアリング(CE)コース」から選択。CEコースは、JABEEにより世界標準と認められた技術者教育プログラムで、情報システム系技術者としての高度なスキルの習得が望めます。両コースとも、コンピュータの設計や開発、家電機器の設計・製造などで活躍できる人材を養成します。

4年間の学びの流れ

情報工学を学ぶ楽しさを体験を通して発見

学科独自の入門科目を数多く用意。コンピュータの専門用語や使い方などの基礎から、プログラミングによるロボットの制御といった未知の領域まで体験できます。ロボットを使った導入科目「情報工学フロンティアⅠ」は特に発見の多い体験ができる授業です。

ITコースCEコースのいずれかを選択

2コースに分かれて履修します。情報技術を利用する幅広い企業で活躍できる「情報技術(IT)コース」、情報システムを設計・実現する技術者をめざす「コンピュータエンジニアリング(CE)コース」のいずれかを選択し、より専門的に学びます。

1~2年次で学んだ基礎を実践

2年次に選択した各コースの基礎が応用へと移行し、将来を視野に入れて学びます。2コ一ス共通科目の「情報工学実験」「情報処理実験」「エンジニアリングデザイン実習」により、情報工学の実践的な技術を、実験・実習を通して身につけます。3年次の後半では、研究室配属説明会も行われます。

研究室に所属し、未来の新技術を追究

情報工学分野には、発展途上の技術や解決すべき問題がたくさんあります。研究室の方向性に基づいて興味のあるテーマを選び、教員の指導のもとで卒業研究を進めます。4年間の総仕上げとして、研究成果をまとめた卒業論文を作成、発表します。

学ぶ領域・分野

ソフトウェア

コンピュータプログラムの設計から管理、運用に至るまでを、言語学習の授業などを通して基礎から学ぶ。プログラミング言語やWebシステムについては、チーム演習で実際に構築、設計。ソフトウェア産業の現状と課題について理解を深める授業もあり、将来計画の重要性などについて動機づけをはかる。

ハードウェア

パソコン、携帯電話、家電、情報機器といったハードウェアの構成方式や設計の基礎知識を習得。コンピュータをはじめ、家電製品などを題材に、回路の基礎も学ぶ。電子と電流の関係、抵抗、電気回路など情報工学に欠かせないカテゴリーについて、専門知識と応用力を身につける。

ネットワーク

コンピュータネットワークの役割や構成、インターネットおよび無線通信に関する知識を習得、その応用能力を培う。またネットワークセキュリティといったセキュリティ関連、インターネットのルールやマナーなどについて学ぶ中で、コンピュータネットワークが社会に果たす役割を理解する。

メディア情報

画像を処理するための理論、CGを製作するための理論やソフトウェアについての知識を身につける。画像処理については濃淡情報の変換、画像の類似性など、CGについては3次元物体を透視変換して描くに至る一連のプロセスやレンダリングの際に必要となる各種技法などを学ぶ。

カリキュラム

選択科目 選択必修科目 必修科目

  1年次 2年次 3年次 4年次
基礎科目 共通 情報工学フロンティアⅠ・Ⅱ
情報工学入門
情報リテラシー
コンピュータ演習
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

応用数学Ⅰ/物理学Ⅰ・Ⅱ
電気回路
情報数学Ⅰ・Ⅱ
応用数学Ⅱ
電気電子工学実験Ⅱ 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
並列処理
情報セキュリティ
画像処理
拡張現実
知識処理
人工知能
モバイルアプリケーション
ヒューマンコンピュータ
インタラクション
分散処理
無線通信
専門科目 共通 論理回路Ⅰ
コンピュータ工学Ⅰ
データ構造とアルゴリズム
基礎プログラミングⅠ・Ⅱ
応用プログラミングⅠ・Ⅱ
情報化と社会
オペレーティングシステム

情報と職業/情報理論
情報工学実験情報処理実験
エンジニアリングデザイン実習

ソフトウェア工学
情報処理演習
コンピュータ
システム
論理回路Ⅱ コンピュータ工学Ⅱ
組込みシステム
オートマトンと言語理論
集積回路
並列処理/コンパイラ
プログラミング言語論
コンピュータ
応用
  数値計算
画像処理とCG
ヒューマンコンピュータ
インタラクション
データベース
ディジタル信号処理
システム工学/人工知能
マルチメディア工学
センサ工学
アドバンストプログラミング
情報通信   情報通信基礎論
情報ネットワーク基礎論
コンピュータネットワーク実習
コンピュータネットワーク
暗号とセキュリティ
複合領域コース 工学部他学科の専門科目
専門関連科目 共通   工業デザイン  
上級科目 共通 上級数学Ⅰ・Ⅱ    

在学生・卒業生からのMessage

人工知能について学びたくて入学。
AIが物事を認知・探索するアルゴリズムを研究しています。

 地元の岡山で情報工学や人工知能(AI)について学びたいと考え、情報工学科に入学。3年次に学んだ「人工知能」の授業は、囲碁・将棋のソフトウェアなど、実社会で利用されているAIやその進化の歴史がとても参考になりました。同じく3年次の「エンジニアリングデザイン実習」では、チームにわかれてWebシステムやロボットを製作するなかで、チームワークの重要性を実感しました。

 また、独学で情報技術の資格取得にも励み、3年次には国家資格「高度情報処理技術者試験」の情報処理安全確保支援士試験に合格することができました。

 4年次からは、片山 謙吾先生の計算知能工学研究室で、人工知能の基本となる処理手順(アルゴリズム)について研究しています。私の研究テーマは、「最大クリーク問題に対する改良k-opt局所探索法」。研究室で開発したk-opt局所探索法というアルゴリズムの改良に取り組んでいます。いわばさまざまな問題を解決する最適化処理の研究で、SNS内で最大のコミュニティを発見したり、人の顔を判別する画像認識のAIに利用したりすることができます。

 今は、プログラミングと実験の毎日です。2年次の「データ構造とアルゴリズム」の授業で学んだアルゴリズムの基礎が役立っています。もちろん実験で良い結果を得ることは簡単ではありませんが、より良いアルゴリズムを開発するために思考を深めていくことが楽しいです。学部を卒業後は大学院に進み、現在の研究をさらに深めていく予定です。

在学生(4年生)

金原 一歩
岡山県立岡山工業高校出身

大学院に進学し、研究成果を国際会議で発表。
各国の工場で役立つシステムをつくり上げたい。

 ニーズが高まる情報系の仕事をめざし、情報工学科を志望。パソコンの仕組みもプログラム言語も知りませんでしたが、大学で基礎から学べました。問題解決に最適な段取りを組み立てるアルゴリズムの授業に惹かれたので、関連する研究室に。もっとも効率的な工場の配置について追究しました。その後、大学院に進みイタリアで行われた国際会議に出席し、成果を英語で発表。現在はシステムエンジニアとして、機械の制御といった工場のシステム開発を担当しています。国内外の大きな工場を稼働させるシステムに関われるところが、大きなやりがいです。開発に役立っているのは、大学で学んだアルゴリズム。発電所や公共システムも受注している会社なので、スケールの大きな仕事に挑戦したいです。

2015年3月修士課程修了

赤木 勇斗
岡山県立玉島高校出身
三菱電機コントロールソフトウェア株式会社勤務(兵庫県)

※在学生についての掲載内容は2018年3月時点の情報です。