情報工学科

情報工学科

工学部

高度な情報システム系技術者に必要な、 コンピュータの知識とスキルを網羅。

情報工学科3つのポイント

ハード、ソフト、ネットワークの3本柱を学び、多彩な角度から
知識を深める
新設したパソコン130台の実習室ほか充実した設備で快適に学べる
JABEE認定のCEコースは
世界が認める講義水準

今や現代社会に欠かせない携帯電話をはじめ、コンピュータ・情報システムや通信・ネットワークは、情報工学の技術なしでは成り立ちません。情報工学科では、そうした要望に応えるべく、さまざまなIT分野で活躍できる技術者・研究者の養成をめざしています。そのため、発生から伝達、収集、蓄積、処理に至るまで、情報を工学的にアプローチ。携帯電話をはじめ、コンピュータ、情報システム、通信、ネットワークの技術を学びます。2年次には「情報技術(IT)コース」と「コンピュータエンジニアリング(CE)コース」から選択。両コースとも、コンピュータの設計や開発、家電機器の設計・製造などで活躍できる人材を養成します。特に、CEコースは、JABEEによる世界標準と認められた技術者を養成する専用の教育プログラム。情報システム系技術者としての高度なスキルの習得をめざせます。

4年間の学びの流れ

情報工学を学ぶ楽しさを、体験を通して発見

学科独自の入門科目を数多く用意。コンピュータの専門用語や使い方などの基礎から、プログラミングによるロボットの制御といった未知の領域まで体験できます。

ITコース、CEコースのいずれかを選択

情報技術を利用する幅広い企業で活躍できる「情報技術(IT)コース」、情報システムを設計・実現する技術者をめざす「コンピュータエンジニアリング(CE)コース」のいずれかを選択します。

1~2年次で学んだ基礎を実践

基礎から応用へと移行し、2コースの共通科目「情報工学実験」「情報処理実験」「エンジニアリングデザイン実習」により、情報工学の実践的な技術を身につけます。3年次の後半では、研究室配属説明会も行われます。

研究室に所属し、未来の新技術を追究

研究室の方向性に基づいて興味のあるテーマを選び、教員の指導のもとで卒業研究を進めます。
4年間の総仕上げとして、研究成果をまとめた卒業論文を作成、発表します。

学ぶ領域・分野

ソフトウェア

コンピュータプログラムの設計から管理、運用に至るまでを、言語学習の授業などを通して基礎から学習。プログラミング言語やWebシステムについては、チーム演習で実際に構築し設計する。
 

ハードウェア

パソコン、携帯電話、家電、情報機器といったハードウェアの構成方式や設計の基礎知識を習得。回路の基礎を学ぶとともに、電子と電流の関係など情報工学に欠かせないカテゴリーについて、専門知識と応用力を身につける。

ネットワーク

コンピュータネットワークの役割や構成、インターネットや無線通信に関する知識を習得、その応用能力を培う。また、セキュリティ関連、インターネットのルールやマナーなどについて学び、コンピュータネットワークが社会に果たす役割を理解する。

メディア情報

画像を処理するための理論、CGを製作するための理論やソフトウェアについての知識を身につける。画像処理やCGについては、一連のプロセスや各種技法などを学ぶ。
 

カリキュラム

選択科目 選択必修科目 必修科目

  1年次 2年次 3年次 4年次
基礎科目 共通 情報工学フロンティアⅠ・Ⅱ
情報工学入門
情報リテラシー
コンピュータ演習
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

応用数学Ⅰ/物理学Ⅰ・Ⅱ
電気回路
情報数学Ⅰ・Ⅱ
応用数学Ⅱ
  卒業研究Ⅰ・Ⅱ
並列処理
情報セキュリティ
画像処理
拡張現実
知識処理
人工知能
モバイルアプリケーション
ヒューマンコンピュータインタラクション
分散処理
無線通信
専門科目 共通 論理回路Ⅰ
コンピュータ工学Ⅰ
データ構造とアルゴリズム
基礎プログラミングⅠ・Ⅱ
応用プログラミングⅠ・Ⅱ
情報化と社会
オペレーティングシステム

情報と職業/情報理論
情報工学実験情報処理実験
エンジニアリングデザイン実習

ソフトウェア工学
情報処理演習
コンピュータ
システム
論理回路Ⅱ コンピュータ工学Ⅱ
組込みシステム
オートマトンと言語理論
集積回路
並列処理/コンパイラ
プログラミング言語論
コンピュータ
応用
  数値計算
画像処理とCG
ヒューマンコンピュータインタラクション
ディジタル信号処理
システム工学/人工知能
マルチメディア工学
センサ工学
アドバンストプログラミング
データベース
情報通信   情報通信基礎論
情報ネットワーク基礎論
コンピュータネットワーク実習
コンピュータネットワーク
暗号とセキュリティ
専門関連科目 共通   工業デザイン  
上級科目 共通 上級数学Ⅰ・Ⅱ    

在学生・卒業生からのMessage

プログラミングはチーム作業。技術が役立つ喜びがモチベーションに。

 情報工学を学びたい。今後、ますます必要とされるIT産業で働きたい。そんな気持ちから理大の情報工学科に進学しました。

 私は“自動運転ドローン”の開発に取り組み、一定の区域内でWi-Fiやカメラからの情報を用いて、ドローンを自動運転できる仕組みを考える研究を行っています。操縦が難しいドローンを、誰でも簡単・安全に扱えるものにするのが目標です。

 入学前、 プログラミングは一人でするものと思っていましたが、実際にはチームでの共同作業が主で、達成感を共有する喜びを実感。自分たちの技術が誰かの役に立つことは、そのまま自分の喜びにもつながると感じることができるようになりました。
 内定先のIT企業でも、変わらず誰かの喜びにつながるようなプロジェクトに携わりたいと思っています。

在学生(4年生)

小林 航太
岡山県作陽高校出身

大学院に進学し、研究成果を国際会議で発表。
各国の工場で役立つシステムをつくり上げたい。

  ニーズが高まる情報系の仕事をめざし、情報工学科を志望。パソコンの仕組みもプログラム言語も知りませんでしたが、大学で基礎から学べました。

 問題解決に最適な段取りを組み立てるアルゴリズムの授業に惹かれたので、関連する研究室に。
もっとも効率的な工場の配置について追究しました。その後、大学院に進みイタリアで行われた国際会議に出席し、成果を英語で発表。現在はシステムエンジニアとして、機械の制御といった工場のシステム開発を担当しています。国内外の大きな工場を稼働させるシステムに関われるところが、大きなやりがいです。

 開発に役立っているのは、大学で学んだアルゴリズム。発電所や公共システムも受注している会社なので、スケールの大きな仕事に挑戦したいです。

2015年3月修士課程修了

赤木 勇斗
岡山県立玉島高校出身
三菱電機コントロールソフトウェア株式会社勤務(兵庫県)

※在学生についての掲載内容は2020年3月時点の情報です。