生命医療工学科

工学部

生命医療工学科

医療機器の「開発」と「使用」両面を学び、 チーム医療に貢献する人材育成へ。

工学部 生命医療工学科は、2022年4月に臨床工学技士資格の取得をより強化した学科として
リニューアルしました。

生命医療工学科3つのポイント

工学と医学・生物学の
融合領域を幅広く学ぶ
工学、医学の基礎知識から
最先端の研究開発までを学ぶ
臨床工学技士として、
医療の現場で活躍できる

人類の健康と福祉の増進に貢献する人材には、医師や看護師、薬剤師、理学療法士といった、医療の専門職は欠かせません。しかし、医療の現場で、今もっとも求められるのは、医学、工学両方の専門知識をあわせ持ち、高機能、高性能の医療機器・装置の開発、設計やこれらの導入、使用に対応できるエンジニアです。本学科では、こうした現在の医療ニーズに即した人材を養成するため、医学・生物学と工学の融合領域を広く学び、人工臓器や超音波診断装置といった医療機器の「開発」と「使用」両面について習得。近年注目の再生医療に関連する技術の開発や基礎研究について学び、工学的問題解決能力を身につけます。産学連携にも積極的に取り組み、医療機器を操作する専門職である臨床工学技士の資格取得を目標とするカリキュラムを用意。最新医療機器にいち早く対応し、チーム医療に貢献できる人材の育成をめざしています。


学ぶ領域・分野

生物・化学

遺伝子、たんぱく質、医薬について学習。重大な疾患の原因や治療方法などを学ぶ、人の健康に役立つ知識を身につける。

機械・材料

力学の基礎知識のほか、からだや器官、組織の仕組みを習得。人工臓器やその材料についても知識を深める。

電気・電子・情報

医療機器に関わる電気・電子工学や情報工学について基礎から学習。手術ロボットなどについても学ぶ。

環境

人を取り巻く環境の評価と保全、環境汚染物質の調査や、生物や化学の力を使った無害化について学ぶ。

臨床工学

生体医工学の基礎知識の習得と実習を受け、臨床工学技士の国家資格取得をめざす。

再生医療

生体組織や臓器の再生に必要となる分子生物学・生命工学・細胞操作技術などを講義、実験を通して学ぶ。