岡山理科大学 受験情報サイト

私の成長ストーリー安藤 真葵 さん

獣医保健看護学科

安藤 真葵 さん兵庫県立国際高等学校 出身
2022年度卒業/岡山理科大学獣医学教育病院

基礎から応用まで全てが小動物臨床の現場でいきる

入学前はどのようなことに関心をもって岡山理大に入りましたか?
幼少期から動物に携わる職業に憧れがありました。大学受験を控え、進路に悩んでいたとき、岡山理大に獣医学部ができるという話を聞きました。併設する獣医学科と協力して、一体的に動物看護師養成のための教育が行われることを知り、より小動物臨床への興味が深まりました。憧れだった小動物臨床に携わるチャンスが目の前に現れたことに感化され、岡山理大への進学を決めました。
入学後で特に印象に残っている岡山理大での学びはどのようなものですか?
在学中、特に印象に残っている講義は、3年生で行う外科動物看護技術学実習です。この実習では、エマージェンシー(緊急事態)時を想定した訓練や実際に実習犬の去勢と避妊の手術補助を行いました。麻酔器の点検や麻酔薬の準備、手術前の動物の身体検査、手術時の麻酔監視や器械出しなどを先生方の力を借りずに自分たちで行うことは、当時の私にはとてもプレッシャーでした。それと同時に、自分たちで知恵を絞り、実際に手を動かして実習犬の命を預からせてもらうことは、卒業後、命と向き合う仕事をしていくんだということを改めて実感し、とても貴重な経験となりました。
その学びをいかして出すことができた成果や成長の実感について教えてください。
在学中は、国家資格を取得するため勉学に励み、愛玩動物看護師国家試験に合格することができました。愛玩動物看護師として勤め始めて1年が経ちましたが、学生の頃の学びは、現場で働く上で不可欠なことだと常に実感しています。最初はうまくできなかった動物の保定も、今では動かないようにしっかりと保定することができるようになりました。学生の頃は苦手だった採血もその苦手意識を克服し、進んで採血ができるようになりました。実際に使用している手術器具も、学生の頃に一生懸命覚えたおかげで、現在スムーズな器械出しができています。獣医保健看護学科での学びは、基礎的なことから応用的なことまで、全てが小動物臨床の現場でいかすことのできるものでした。
今から振り返ると、ワクワクに目覚める前の自分はどういう状態でしたか?
漠然と動物に携わる仕事がしたいと考えていただけで、明確にこの職業に就きたい!という目標はありませんでした。なので、自分の今後のために語学を勉強したり、アルバイトをがんばったり、免許や資格を取ったり、とにかく自分の糧になりそうなことを経験しようと、いろいろなことに挑戦していました。
後輩へのメッセージをお願いします。
岡山理大では、動物たちとの関わりを通じて、人生を豊かにする素晴らしいキャリアを築くことができると思います。夢に向かって努力をする時間は、時には困難に直面することもあるかもしれませんが、先生方や仲間が必ず助けてくれます。学んできたことは必ず報われることを信じて、新しいことを始めるときや新しいことを知ったときのワクワクした気持ちを糧にがんばってください! 応援しています!
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