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私の成長ストーリー西阪 祐希 さん

獣医保健看護学科

西阪 祐希 さん大阪府 初芝富田林高等学校 出身
2021年度卒業/岡山理科大学大学院 獣医学研究科 博士課程

ネコ研究への情熱と恵まれた環境が探求の道へ誘う

入学前はどのようなことに関心をもって岡山理大に入りましたか?
小さな頃から動物が大好きで、「いつか獣医師や動物看護師などの動物に関わる仕事に就きたい」という思いはありました。実家では、数年前から野良ネコを保護して避妊・去勢手術をしたり、里親を探して譲渡するような保護ネコ活動をしており、その経験から積極的に獣医療分野への進学を決めました。
入学後で特に印象に残っている岡山理大での学びはどのようなものですか?
1学部2学科で構成される今治キャンパスでは、講義によっては獣医学科と獣医保健看護学科が合同で受講し、学科を超えて友人を作ることができます。獣医療関係者を目指す学生同士、お互いの学科の授業内容や勉強方法を聞くことで刺激を受けることができるのは岡山理大の獣医学ならではです。また、先生とも学科を問わず話しやすく、授業内容から専門的なところまで質問できる環境が整っています。
その学びをいかして出すことができた成果や成長の実感について教えてください。
私は、学部3年生の研究室配属で、獣医学科の微生物学講座に所属しました。「とにかくネコに関する研究がしたい!」という強い希望に応えていただいたのが本講座の先生でした。学部の頃から大学院修士課程を経て、博士課程1年生の現在まで、愛媛県のネコ間で流行しているネコ風邪の原因ウイルスについて研究を進めています。研究の成果として、学部の卒業研究では、学部長賞、修士課程の卒業論文では奨励賞を受賞しました。
今から振り返ると、ワクワクに目覚める前の自分はどういう状態でしたか?
私は学部生の頃に実験動物一級技術者の資格を取得しましたが、研究の楽しさに気づく前は、ただ漠然とした将来像として、技術者の資格をいかせる会社への就職を考えるだけでした。
後輩へのメッセージをお願いします。
岡山理大の獣医保健看護学科は、専門的な3つの分野を学べる学科です。講義の中には難しいものもありますが、幅広く学んでいく中で、自分のワクワクが芽生える瞬間に出会えると思います。また、皆さんには、それぞれの道で活躍する先輩や、夢を目指している先輩がたくさんいます。ぜひ、あなた自身のワクワクの種を育てるために獣医保健看護学科に来てください。
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