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AIで描くハレー彗星と虹色結晶:中高生のための実験教室

2025.06.16更新学科レポート
[物理学科]

AIで描くハレー彗星と虹色結晶:中高生のための実験教室

 6月7日(土)、理学部実験体験教室が開催されました。当日は多くの中高生・保護者の皆さまにご来場いただき、以下の2プログラムを実施しました。

【AIによる惑星運動プログラミング】
 ハレー彗星の軌道をAIでモデル化し、プログラムによって再現しました。彗星の動きや周期を自らの手で操作しながら、天体力学の基礎を視覚的に学びました。

【ビスマス結晶作り体験】
 金属ビスマスを加熱・冷却して結晶を生成し、表面に現れる虹色のカラーグラデーションを観察しました。結晶構造と光の干渉による色づきの仕組みについて、スタッフが丁寧に解説しました。

 当日は物理学科のアルバイト学生およびボランティアの中條さんがサポートにあたり、生徒一人ひとりの実験を助けました。
大学生サポーターのコメント:
「中学生・高校生のみなさんと一緒に結晶作りをしました。ビスマスについて学んだ後、結晶作りに取り組むと、虹色に光る骸晶がゆっくり育つ様子にみんなの目がキラキラしていました。イベントを通して『ビスマスって不思議だな』『もっと知りたい!』という声が聞けて、とても嬉しかったです。AIで再現したハレー彗星の動きも大好評でした!」

 物理学科では今後も、論理的思考と実験的探究心を育むプログラムを企画しています。学びたい高校生・中学生の皆さんのご参加をお待ちしています。
   

AIで描くハレー彗星と虹色結晶:中高生のための実験教室

AIで描くハレー彗星と虹色結晶:中高生のための実験教室