獣医生化学講座の江藤真澄教授が米国国立衛生研究所(NIH)のWaterman博士と行った共同研究成果がCurrent Biology誌に公開されました。
国際共同研究成果である本発表論文「MARK2 regulates directed cell migration through modulation of myosin II contractility and focal adhesion organization」では、骨肉腫細胞を用いてこれまで細胞内の微小管調節に働くとされていたキナーゼMARK2が江藤教授が研究を続けてきたミオシンホスファターゼを介してアクトミオシン制御に働くことを今回初めて見いだし、その分子機序を解明しました。骨肉腫は大型犬に頻発することが知られており、今回の研究成果より骨肉腫細胞の遊走による肺転移を抑制する戦略が見いだされることが期待されます。岡山理科大学獣医学部では積極的に国際共同研究を推進しています。
獣医生化学講座の江藤真澄教授が米国国立衛生研究所(NIH)のWaterman博士と行った共同研究成果がCurrent Biology誌に公開されました。
国際共同研究成果である本発表論文「MARK2 regulates directed cell migration through modulation of myosin II contractility and focal adhesion organization」では、骨肉腫細胞を用いてこれまで細胞内の微小管調節に働くとされていたキナーゼMARK2が江藤教授が研究を続けてきたミオシンホスファターゼを介してアクトミオシン制御に働くことを今回初めて見いだし、その分子機序を解明しました。骨肉腫は大型犬に頻発することが知られており、今回の研究成果より骨肉腫細胞の遊走による肺転移を抑制する戦略が見いだされることが期待されます。岡山理科大学獣医学部では積極的に国際共同研究を推進しています。
本研究に関するリンク:https://authors.elsevier.com/sd/article/S0960-9822(22)00727-8