2022.04.26更新学科レポート [獣医学科]
獣医学科臨床病理学講座の杉山教授を代表とする研究グループの研究成果がJournal of Toxicologic Pathology誌に受理され、早期公開されました。 近年、医薬品が環境中に漏出し、当該環境中に生息する生物種に影響を及ぼすことが懸念されています。葉酸代謝拮抗剤も環境中に漏出している医薬品の一つであり、本研究は葉酸代謝拮抗剤メトトレキサートがニホンウズラ胚の中枢神経系に及ぼす影響を病理組織学的手法を用いて評価し、鳥類胚の中脳視蓋が葉酸代謝拮抗剤に対し強い感受性を示しうることを明らかにしました。 本研究成果により、医薬品の適正な環境リスク評価が確立されることが期待されます。
本研究に関するリンク:https://www.jstage.jst.go.jp/article/tox/advpub/0/advpub_2022-0011/_article
獣医学科臨床病理学講座の杉山教授を代表とする研究グループの研究成果がJournal of Toxicologic Pathology誌に受理され、早期公開されました。
近年、医薬品が環境中に漏出し、当該環境中に生息する生物種に影響を及ぼすことが懸念されています。葉酸代謝拮抗剤も環境中に漏出している医薬品の一つであり、本研究は葉酸代謝拮抗剤メトトレキサートがニホンウズラ胚の中枢神経系に及ぼす影響を病理組織学的手法を用いて評価し、鳥類胚の中脳視蓋が葉酸代謝拮抗剤に対し強い感受性を示しうることを明らかにしました。
本研究成果により、医薬品の適正な環境リスク評価が確立されることが期待されます。
本研究に関するリンク:https://www.jstage.jst.go.jp/article/tox/advpub/0/advpub_2022-0011/_article