理大の栞理大50周年



その49[恐竜]  解説

 

 恐竜とは,簡単に言うと,哺乳類のように直立歩行をする爬虫類の総称です。ご存知の通り,恐竜は中生代の陸上で大繁栄しました。現在では,少し表現が変わっていて,恐竜は「トリケラトプスと鳥類の最も新しい共通祖先とその全ての子孫」と定義されています。鳥類が肉食恐竜から進化してきたことがわかってきたので,このような定義がなされています。つまり,現在私たちの身近に生きているハトやスズメやニワトリは,「恐竜」なのです。したがって,「恐竜は現在でも大繁栄しており,空と陸上だけでなく,海にもその生活の場を広げている」と言えます。食卓にのぼる「鶏の唐揚げ」は。「恐竜の唐揚げ」と言ってもいいのです。

 一方で,中生代の海に棲んでいた,プレシオサウルス(首長竜),モササウルス(海トカゲ),イクチオサウルス(魚竜)などは,恐竜ではありません。プレシオサウルスとモササウルスはトカゲやヘビに近い仲間です。イクチオサウルスはどの爬虫類に近いのか,よくわかっていません。また,プテラノドン(翼竜)は,恐竜やワニに近い仲間ですが,恐竜には入りません。

 このような絶滅してしまった動物の類縁関係を調べるには,化石として残っている骨や歯の形をいろいろ比較しながら詳しく調べます。そのため,絶滅動物の類縁関係を突き止めるには,保存の良い化石の発見が不可欠です。

 

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