11月の花|コウヤボウキ
コウヤボウキの花 コウヤボウキの種子
コウヤボウキは明るいアカマツ林や路傍に生育する多年草と言いたいところだが、低木に分類する意見もある。昔はマツタケが採れるような山に普通に見られたものだが、近年は松枯れと森林の発達によってずいぶんと少なくなってしまった。名前の由来は高野山で「ほうき」に使われたことに由来する。養蚕では、カイコの幼虫を新しい葉に移す際に使われたとのこと。柔らかくて優しいほうきが出来るのであろう。花は10月から11月にかけて長い期間咲き、白から薄いピンク色。小さくて派手ではないが、拡大してみるとリボン状の花弁が可憐。冬から春にかけ、タンポポのように毛を付けた種子を稔らせる。
山陽新聞連載「この時期の岡山の花/11月」
植物雑学事典|コウヤボウキの紹介ページへ 花の一覧へ戻る