学科トピックス

トップ > 学科トピックス > 工学部 > 医療機器を使った3年生の実習

次の記事へ前の記事へ


医療機器を使った3年生の実習

2017/01/19  生命医療工学科

3年生が取り組む医療機器を使った実習もいよいよ終盤です。

写真は、電気メスを使った実習のひとこまです。
電気メスは、手術ではまず間違いなく使用する医療機器です。「メス」と名前が付いていますが、刃物のように鋭さで切るのではなく、切りたい部分に電流を集中的に流すことによって熱を発生させ、その熱で切る仕組みになっています。
刃物の「メス」と異なり発生する熱で止血をしながら切ることができるため、体内の組織を切るときに使います(皮膚を切るときには刃物の「メス」を使います)。

実習では、試験片(果物や野菜など)を使って電気メスを操作し様子を観察したり、実際の出力(切ったり焼いたりする強さに直結します)が本体で設定した大きさの通りに発揮されているのかを調べたり、といったことをします。
実習が終わったあとは、実習の内容をレポートとしてまとめて提出することになっています。

レポートの作成は、「どのようなことを書くべきか」「どう書いたらわかりやすいか」などを考えながらの作業となるので学生は苦労していますが、これも「コミュニケーション能力」のトレーニングです。
これも、卒業したらどの分野でも求めらえる「コミュニケーション能力」のトレーニングの一環です。

病院で使っている医療機器の実物を触ったり操作したり、ときには内部を開いて構造を観察するといったことを行い、動作原理や操作方法、点検方法、そしてどういう病気の時に使うものなのか、使うとどんな効果が得られるのか。
3年生はこの一年間で実習を通して様々な医療機器について勉強をしてきました。
臨床工学コースの学生はこれらの基礎知識をしっかり身に付けた上で、来年度の4年生の「臨床実習」(病院での6週間にわたる訓練で臨床工学コースのみ履修可能)に臨みます。。
生体工学コースの学生はこれらの知識やトレーニングで得た能力を活かして、この後の卒業研究や就職活動に取り組みます。

学科HPに実習風景の動画も掲載していますので、ぜひご覧ください。

次の記事へ前の記事へ


「2011年6月以前」の学科トピックス