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高島干潟で生態調査(野外実践指導実習Ⅰ)

2013/09/05  基礎理学科

8月7日、基礎理学科2年生対象の野外実習科目である「野外実践指導実習Ⅰ」の海篇が岡山市の旭川河口付近の高島干潟で行われました。 

今回の干潟調査を選択した約40名の2年生とTA学生10数名あわせて50名強が調査を行いました。干潟はその環境が失われつつあり、日本各地で生態系の崩壊が危惧されています。

今回は、高島干潟を南北二区間に分け、生息する生物の違いを調査しました。干潮時のみ調査可能なので、午後遅くから夕方にかけての炎天下の調査でした。粘り気のある干潟の泥の中には、多様な生物が生息し、互いに食物連鎖の関係にあるなどその生態系は最適のバランスで構成されているようです。

特に、岡山県絶滅危惧Ⅱ種、環境省絶滅危惧ⅠB種のチワラスボは、良質な干潟環境にのみ生息し、生息地が局所的で、個体数も少ないことが知られています。

今回の実習の主催研究室である環境生物研究室(齋藤達昭准教授)の指導により2年生も調査を行いました。河川開発、河相変化(湧水減少)、干潟減少など存続を脅かされているチワラスボの生態調査は、学習教材としてばかりでなく、まさに現在進行形の環境問題でした。

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