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海洋プランクトン、タコの腎臓に寄生、ウニの発生、夏の星座@牛窓臨海実験所

2012/09/07  基礎理学科

2012年8月17、18、19日の二泊三日で瀬戸内市牛窓の岡大理学部付属牛窓臨海実験所にて、野外実践指導実習Ⅱ(通称「野外の2」)の海篇・宇宙天文篇が行われました。3年生25名、教員3名、アシスタント学生10名です。 
牛窓にある臨海実験所に泊まり込んで、海洋生物の採取、顕微鏡観察、星の観察が目的です。施設の技官の先生に船を出していただき、沖合でプランクトンの採集を行い、顕微鏡下で観察しながら分類図鑑と睨めっこして分類をしていきます。採取したウニから採卵、採精を行い発生を観察する予定でしたが、今年は既に時期が遅かったようで採取したウニでは採卵・採精ができませんでした。発生の観察が難しい状況になりました。「何年も実習を行っているが、採卵・採精ができないのは初めてだ!」と担当の齋藤・桑沢両先生も困惑していましたが、実験所の牛堂先生が深いところでとれたウニを地元の市場で仕入れてきていただき、無事採卵・採精、受精そして発生・細胞分裂を観察することができました。牛堂先生ありがとうございました。また、タコを解剖して腎臓に寄生するニハイチュウの顕微鏡観察とスケッチ作成をしました。海洋生物の採取では、甲殻類、貝、イソギンチャク、クラゲ、海綿、ウニ、ヒトデなどの分類にチャレンジしました。蟹は種類が大変多く、分類には詳細な観察が必要なこともわかりました。
 17日夜は、宵の西の空の土星‐火星‐スピカ(おとめ座)の3つの星の観察からはじめ、深夜まで夏の星座やマイナーな星座の観察を行いました。夏と言えば大三角です。岡山市内とちがい、南の空のいて座、さそり座が大変良く観察できました。いて座からわし座、白鳥座、カシオペア座に淡く続く光の帯=天の川も見ることができました。時間を経るに従って夏の星座は西へ移動し、秋の代表であるペガサスの四辺形がやがて現れ始めました。気が付くと午後11時をまわりペガサス座とカシオペア座の間にあるアンドロメダ座にあるアンドロメダ銀河も双眼鏡で確認することができました。今回は、デジタルカメラとポータブル赤道儀(通称ポタ赤)を用いた星空撮影にも挑戦しました、
 長いようで、短い2泊3日の野外実践指導実習2でした。岡山大学理学部付属牛窓臨海実験所の坂本所長、牛堂先生はじめ研究所の皆様のご協力に心より監視いたします。ありがとうございました。

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