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最先端医療には、物理学が深く関連しています。エックス線の発見はレントゲン写真に、磁気共鳴の研究はMRIに活用されるなど、物理学と医療は切り離せません。医療機器の技術進化にあたり、それらの操作や保守管理に携わる臨床工学技士※や、新しい機器の研究開発をする技術者には、より高度な専門性が求められています。本専攻では、物理学の専門研究者、医師資格をもった病理医や経験豊富な臨床工学技士の協力による多層的なカリキュラムで、患者さんの体内で起こっている現象を深く理解した人材を育成します。2015年3月に実施された臨床工学技士国家試験では、合格率100%を達成しました。

応用物理学科 臨床工学専攻
3つのポイント

POINT.1
最先端医療に不可欠とされる、先端医用科学の基礎力を養成
POINT.2
高度な医療機器に対応できる臨床工学技士を育成
POINT.3
高校での習熟度に対応したクラス編成で基礎力を固める
臨床工学コース
臨床工学技士あるいは医療機器メーカーの技術者をめざします。臨床工学技士の資格取得に欠かせない専門科目「臨床医学総論」の履修および病院実習が必修となります。
医用科学コース
医療機器に関する技術者、開発者として医療関連企業への就職、または大学院進学をめざします。医療機器の安全管理技術、新しい生体計測技術や最先端医療機器の開発について学びます。

※4年次より希望・成績に応じてコースを選択します

4年間の学びの流れ

1年次

物理学の基礎科目を履修して、基礎を固める

数学、力学、電磁気学といった基礎科目は、2年次以降に臨床工学の基礎および専門基礎科目を学ぶ上で重要です。しっかりと身につけるために、高校での履修状況などに応じて「ゆっくりコース(基礎)」と「ふつうコース(上級)」に分かれます。
2年次

臨床工学の基礎および専門基礎を学ぶ

「応用電磁気学」など物理学のより専門的な科目のほかに、医学、工学、情報に関する臨床工学の基礎・専門基礎科目を開講。実験科目では、実験を通して基礎力を身につけるとともに、解析や考察の仕方、レポート作成の方法についても学びます。
3年次

4年次のコース分けを見据えて科目を選択

「医用治療機器学実習」や「医用生体計測装置学実習」などの実習科目を通して、4年次の臨床実習で必要となる知識を習得。実習ではこれまで学んできた講義および実験をベースに、医療機器に関するより深い知識、理解、洞察力の養成をめざします。
4年次

受験資格取得もしくは特別研究に取り組む

「臨床工学コース」と「医用科学コース」のいずれかを選択。臨床工学技士の国家資格取得をめざす「臨床工学コース」では、専門科目と病院実習が必修です。「医用科学コース」では、臨床データの解析や医療機器の開発などに関わる特別研究に取り組みます。