人工腎臓の性能や効率を上げる研究を経て
カテーテルに必須の治療用機器を設計開発。
医療を通して人の役に立ちたいと考えて進学。人体の仕組み、医療機器、病気の治療方法など幅広く学べ、積極的に取り組めました。4年次には、もっとも関心の高かった人工腎臓の性能や効率を上げることを目標に研究。自作の研究素材が途中で壊れるなどのトラブルもありましたが、苦労したぶん、成果が出たときの喜びはひとしおでした。現在の仕事は、医療機器メーカーで治療用ガイドワイヤーの設計開発をしています。ガイドワイヤーとは、カテーテル治療時に使用される機器で、医師と患者さんのために多種多様な製品開発を進めています。高度な開発の現場で活躍できるかは、自分のがんばり次第。先生方の「問題を解決させる最善の方法を考えつつ手を動かすこと」という言葉を糧に成長したいです。