学科オリジナルサイトへ

研究室PICK UP

知能370×270

安全設計研究室

松浦 洋司

製品の強度を評価するために、音や磁気を使って外から内部の状態を調べる非破壊評価の方法を開発。また、色彩や音環境に関わるユニバーサルデザインについても研究する。

Keyword
人工関節/強度評価/材料工学 ユニバーサルデザイン

豊富な実験から新しい材料評価方法を探究し 安全で安心な製品の開発を支える。

人の生活を便利なものにするハイテクの機械や機器。松浦 洋司先生の安全設計研究室では、2つのテーマで製品や材料の安全性や使いやすさについて研究をしています。その1つが、人に優しいユニバーサルデザインの研究です。「人が床の上を歩く際の床の滑りやすさについて研究しています。研究室では、床上の歩行状態を模した研究装置を製作して、特に現在の床材の評価方法にはない、足のかかとが着いた瞬間の滑りやすさについて評価を行っています」。
もう1つが超音波や電磁気、X線などを用いて、外部から物体の内部の状態を測定する非破壊評価方法の開発です。この研究では、金属材料を溶接で結合させた際の内部状態について、評価方法を確立しました。さらに、「企業と協力して、人工関節の材料評価技術を研究しています。シミュレータを用いて人工関節を稼働させて疲労試験を行い、材料の劣化具合を調べるほか、材料を構成する高分子の結合状態を調べています」。
学生たちは、担当するテーマに沿って仮説を立て、試験・評価を行い、計測し、卒業論文にまとめます。ある学生は「自分で考えて実験を進めていくので、責任感とともに工夫するおもしろさがあります」と語ります。
「安全性の追求は、ユーザーの立場に立ったものづくりそのものです。研究活動を通してその魅力を実感して欲しいと思います」と語る松浦先生の研究室では、ものづくりの新しい魅力を発見できるはずです。
  • 知能300×364

    3次元形状測定器を使って、耐久試験を行った人工関節を測定。試験前の人工関節のデータと照合して、重さや表面積、応力などの変化を調べる